ダイエットの部分痩せは可能?不可能?二の腕、太ももだけ痩せるのは無理?



こんにちは。
何か最近ダイエット特集になってきてます・・。
私は特に太ってない(はず)ので、大丈夫なのですが、女性の方は特に気になりますよね・・部分痩せしたいなんてのは。特に、太もも、お腹、二の腕、顔、お尻などは気になると思います。今回は、部分やせに関してお話したいと思います。

結論から言うと、生理学的にも医学的にも部分痩せは絶対に不可能です・・。ごめんなさい。これは過去の様々な研究によって解明されています。お腹だけをへこますとか、二の腕だけを細くするというような、都合の良い「部分やせ」は不可能です。逆に言うと、部分太りもあり得ません。身体全体はガリガリなのに、二の腕だけ脂肪がめっちゃついてる!なんて話は聞いた事もないですしね。ただ、脂肪がつきやすい箇所はあります。

参考論文:半身のレジスタンス運動プログラムによる皮下脂肪の変化

上記の論文だけでなく、他にも多くの部分痩せは不可能という論文があります。夢のような話はやめて、現実を直視しましょう・・。

でも、エステティックなどで「部分痩せができたよ?」というのは、血流が良くなって老廃物や体液が流れてむくみがとれたいうのが本来正しいと思います。部分痩せする為に、ブルブルマシーン使いましたよっていうのも同じで一時的にむくみがとれたやつです。むくみの原因は、身体の体液(水分や老廃物、リンパ、血流など)溜まることでむくみが発生します。決して脂肪がなくなった訳ではありません。むくみがとれたのを痩せたというのであれば、部分痩せは可能と言えますが・・。そういう意味でいうと、サウナもそうですね。ただ、水分を無くしているだけです。

男性に多いぽっこりお腹の原因になる内臓脂肪は、皮下脂肪や体脂肪全体の減少率と比べて減少率が高いので、おなかぽっこりは痩せると優先的に解消されます。

皮下脂肪(主に、腰回り、お尻、太ももなどの下半身)は、身体への害が少ないので、内臓脂肪に比べて減少率は低いです。下半身の脂肪の減少は、後回しにされるのです・・。

そもそも、身体に脂肪が溜まる原因は糖質です。糖質を控えれば、脂肪は減少していきます。

では、そもそも糖質ってなんでしょうか?糖質の親分は炭水化物です。炭水化物は糖質と食物繊維から出来ています。糖質はでんぷんなども含まれており、米や小麦などにも多く含まれています。でも、糖質と聞いてまず最初に思い浮かべるのは砂糖ではないでしょうか?砂糖は二糖類といって糖類の中の一つです。そして糖類は糖質の中の一部です。なんかややこしいですね・・。

とにかく糖質を抜くと全体的に痩せてきます。何度も言いますが、部分痩せは不可能です。むくみはとれますが・・。

では、全体的に痩せるためのメカニズムを説明します。

①糖質を食べ過ぎると体内に脂肪が蓄えられていきます。

②身体を動かすのに必要な分だけ糖質を摂取すれば太らないし、痩せていきます。

もう少し詳しく書いてみます。

↓ややこしいので読みたい人だけ↓

糖質を摂取すると、血液内に糖質が入り込みます(血糖値で計れます)。膵臓から分泌されたインスリンが糖質をエネルギーとして様々な組織細胞に引き込みます。特に脳には多くの糖質が引き込まれます。最終的に余った糖質をインスリンが脂肪にします。脂肪は皮下脂肪や内臓脂肪、肝臓の脂肪として蓄えます。

もし、糖質を食べなければ、体内のエネルギー源がなくなるので、溜めていた脂肪を分解してエネルギー源に変えます。

詳しくは他の記事に書いたので読んでみて下さい。
リンク:内臓脂肪や皮下脂肪を燃やすのは可能か不可能か?脂肪が無くなる真実とは

脂肪を蓄えたり、脂肪を分解するというのは、こういうメカニズムなので「部分痩せ」は不可能なんですね。

それから、よくダイエットとか、部分痩せでプロテイン飲んで運動しましょうとかいってるのは、残念ながら嘘です。

人間に取ってタンパク質は三大栄養素の一つとされています。タンパク質が健康を作るとされていますが、肉類がタンパク源だとか、プロテインを飲んだほうが良いとか、現代栄養学や、食育学の定説は間違っています。

体内で食肉タンパクの窒素(N)は、炭水化物の炭素(C)に変化します。これは、ケルヴラン博士によるケルヴラン理論で立証されています。草食動物であるゾウが草を食べてどうやってあの強大な筋肉(筋肉の主はタンパク質)をつけているのでしょうか・・。草食動物が草(クロロフィル・葉緑素)を食べて、腸でマグネシウムが鉄に元素転換して、血液(赤血球)を作り、赤血球が草食動物の筋肉であるタンパク質を作っています。これはあまり知られていないのですが、人間も同じ原理です。

タンパク質を食べて痩せようとか、タンパク質を食べて筋肉をつけようと言ってるのは、勘違いですね。しかもプロテインは疑似のタンパク質で身体に悪いだけでなく、最終的には脂肪になります。なぜなら、タンパク質は腸内で炭水化物に元素転換するからです。炭水化物=糖質なので、血糖値が上がります。プロテインを飲んで血糖値を測れば分かります。低カロリー、低糖質(低炭水化物)のプロテインでも、血糖値が上がる理由が分かりませんよね。それは、現代の栄養学や食育学が体内で元素転換するということを知らないからです。

よく、プロテインを飲んだら太るといいますよね?何故なら糖質に変わるので、過剰に糖質を摂取したら脂肪がつきます。低カロリー、低糖質のプロテインでも何故太るのか・・。この謎が解けましたでしょうか。

では、まとめていきますね。

Q:結局、部分痩せは不可能なの?
A:部分痩せは不可能です。部分痩せが不可能なのは、脂肪組織が減るメカニズム的に論文でも実証されていますので、全体的に痩せることを目指しましょう。むくみが取れてスッキリ見えるといのは一時的に可能ですが、同じ生活習慣をしていればまたむくんできます。

Q:じゃあ、運動はどうなの?
A:体液の循環が良くなりむくみも取れやすいです。ただ、思いっきり運動しても消費するエネルギー量は少ないので、糖質を摂らない方が確実に痩せるので、ダイエットに効果的です。

Q:じゃあ運動しても痩せないの?
A:痩せることだけを考えれば、食事してから20~30分後に運動をするとダイエットに効果的です。なぜなら、血液に糖質が回るのがちょうど30分後ぐらいからなので、最終的に脂肪として蓄えられないように、先に他のエネルギー源として使ってしまえるからです。先ほど、余ってしまった糖質が脂肪になるって言いましたよね。逆に、食前に運動すれば、お腹が空いた~ってなったり、運動したから大丈夫!ってなり、過食してしまう可能性があります。

Q:筋力をつければ脂肪がなくなるって聞くのですが?
A:脂肪が筋肉に変わる訳ではありません。脂肪と筋肉は別物です(筋肉はタンパク質、脂肪は脂肪細胞)。筋力をつければ、基礎代謝が上がるのでエネルギーを消費しやすくなります。ただ、筋肉による基礎代謝(消費エネルギー)を上げるよりも、糖質を取らない方が確実に痩せるので、ダイエットに効果的です。

Q:筋肉をつけると痩せているように見えますか?
A:筋肉をつけると引き締まって見えますが、筋肉を鍛えると身体は大きくなります。例えば、バストを大きく見せたければ、大胸筋を鍛えて内側から盛り上がるようにすれば、大きくなったように見せられると思います。バスト以外では、基本的には脂肪を減らして、筋肉をつける方が良いのではと思います。

結果
①部分やせは不可能
②全体の脂肪を落とす事が大事
③むくみやたるみを取ればスッキリ見える

解決策として
①全体的な脂肪を落とす(糖質制限や糖質コントロール)



②食後の運動を行う


③血行・体液・老廃物・リンパの流れを良くする(マッサージ、デトックス、運動)



部分痩せは不可能なので、頑張って体重を減らしていきましょう!

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