セルライトとは|セルライトはつぶすことができるの?医学的に解明

セルライトとは|つぶすことができるのか

こんにちは。

今回は「セルライトとは」、「セルライトをつぶせるのか?」というテーマを医学的に解明していきたいと思います。

この記事を結論から言いますと
□セルライトは簡単につぶせない!
□抗酸化力を高める!
□デトックスでセルライトを減少させる!
この3点です!

詳しく知りたい人は下記を読んでみて下さい。
血液の話にもなりますが・・笑

セルライトとは

セルライト(Cellulite)とは、脂肪組織に線維化が生じ変性をきたし、脂肪細胞が線維芽細胞を押し上げてできたものです。セルライトは主に成人女性の多くに発生するもので、女性は男性に比べて皮下脂肪がつきやすいというのが女性に付きやすい要因です。 医学的には有害ではないですが、特に「体脂肪率」が高い女性はセルライトが発生しやすいので、気になるところですよね。加齢に伴ってセルライトが出るということもあります。
セルライトは、皮下脂肪が多い部位に出来るので、特に腰、太もも、お尻の周りに発生しやすいです。
セルライトの中身は脂肪細胞と過酸化脂質:画像
そして、セルライトは体重とは関係ないと、ニューヨークのマウント・サイナイ・メディカル・センター皮膚科のジャネット・グラフ准教授が言っています。

セルライトは、「脂肪組織に線維化が生じ・・」と説明しましたが、線維化が何故生じるのかというところがミソです。

セルライトの一番の原因は過酸化脂質だった

セルライトの線維化が起こる原因は「過酸化脂質」です。過酸化脂質は、通常の脂質ではなく、簡単に言うと「さびた脂質」です。怖いですね・・。さびつく原因として、血中の「活性酸素」と言われるものが、中性脂肪やコレステロールなどを酸化(さび)させることが原因とされています。

過酸化脂質とは|e-ヘルスネット|厚生労働省

この論文にもセルライトの原因の大きな要因が活性酸素(酸化ストレス)であると言っています↓

https://www.hindawi.com/journals/drp/2019/8246815/

活性酸素が増え過ぎることによって、中性脂肪やコレステロールをさび付かせて、通常の細胞脂質ではなく過酸化脂質を作り出してしまう。皮下脂肪に本来あるべき細胞脂質でなく過酸化脂質が皮下脂肪になって皮膚に凹凸ができてしまいます。

過酸化脂質は、通常の脂肪よりも硬い脂肪で、脂肪が落ちにくいと言われているので、皮下脂肪下でも硬くなり、脂肪が減少しにくいので、過酸化脂質がどんどん貯蓄されて凹凸ができる原因となります。部分的に落ちにくい原因となるのがセルライトの原因である過酸化脂質です。

また、不飽和脂肪酸である動物性タンパク質は体を酸化させて、血中の中性脂肪やコレステロールを増やすと言われています。同じタンパク質でも、植物性タンパク質は過酸化脂質や活性酸素を増やさないので、植物性タンパク質は、質の良い血液を作る大事な食べ物になります。

中性脂肪
血液中の脂肪のことを言います。中性脂肪は食事から摂取した糖質や脂質のうち、人間が活動するためのエネルギー源として消費されなかった分が、肝臓に送られて「中性脂肪」として合成されます。中性脂肪が多いとのは、必要以上に糖質や脂質を食事により摂取した事が原因となります。

コレステロール
コレステロールは脂質の一種です。コレステロールが生成させる過程として、食事から摂取したものと、体内でつくられるものがあります。体内で作られるものは、肝臓でつくられます。コレステロールは血液(血管)によって全身に運ばれ、余分なコレステロールは血液によりまた肝臓に戻ってきます。

活性酸素
活性酸素というのは人間の体の中に入ってきた酸素のうち2%が活性酸素になると言われています。体にとって必要な働きをするものもあれば、増えすぎる事によって悪影響を及ぼしてしまうものでもあります。

呼吸以外での活性酸素が増える原因
・酸化した食べ物
・食品添加物、残留農薬、加工食品 等
・化学物質、薬剤(薬の摂取)
・肥満
・電磁波
・ストレス
・大気汚染
・放射線被爆(病院などのCTやX線含む)
・タバコ・酒
・排気ガス
・紫外線
・過度な運動 等が挙げられます。

活性酸素の詳しい内容は下記を参照にして下さい

リンク:活性酸素とフリーラジカルについて|セカンドオピニオン.com


セルライトは簡単にはつぶせない!

もうおわかりですよね?セルライトの原因は硬くて錆び付いた脂肪(過酸化脂質)なので、脂肪を簡単にはつぶすことはできないということです。例えば、ステーキ肉を叩いて潰して量を減らすことができますか?ということです。
セルライトをつぶす?

海外でセルライトの体外衝撃波治療を行った研究があります。
2019, Débora Apª O. Modena,Effectiveness of the Electromagnetic Shock Wave Therapy in the Treatment of Cellulite

実際にその研究で使った体外衝撃波器機(ESWT):SHORK社 Shockwave
https://ibramed.com.br/site/equipamentos/thork/

この研究では、セルライトの重症度を点数化して、臀部と太もも裏を計10回(週2回)治療した効果を測定しています。多少の改善は有り、統計的にも有意な結果となっていますが、完全には除去できない結果になっています。



治療後の写真ですが、一番左は治療前、順に6回の治療後、10日の治療後、3ヶ月後です。
画像やグラフを確認しても、効果はあったにしろ、満足できる程の改善は出来ているとは思えません。

現在のところ、セルライトを簡単に除去できる夢の治療は存在しないということです。

セルライト(過酸化脂質)対策

過酸化脂質の対策として
①血液の質を高める
②糖質や脂質を取り過ぎない食事
③過剰な活性酸素の生成を抑える
④部分的はなく、全体的な体脂肪率を減らすダイエット
⑤血流を良くする
⑥適度な運動をする
上記が挙げられます。

セルライトを除去する為のデトックスやファスティング
身体のデトックスをするために、腸を綺麗にして綺麗な血液を作る事が大事です。ヨガや体操は効果的です。過度な運動は身体を酸性にさせる為に、アスリート以外は避けた方が良いです。

血液の質を高めるといのは、糖質や脂質を取り過ぎず良い血液(赤血球)を作ることが大事です。そして、過剰に活性酸素を増やす事を避ける生活習慣を身につけることです。また、ダイエットを行うことで、ゆっくりと過酸化脂質は減少していきます(焦ってはだめ)。血液の質を高めて血流を良くする事で通常の脂肪や過酸化脂質が代謝作用(異化作用)により血液中に戻り、腎臓により尿として体外に排出されます。そう、デトックスが重要なのです。血液の質を高めないと正しく代謝作用が働きません。逆に脂質細胞や過酸化脂質が増えていきます・・。

【めっちゃ大事】
そもそも、人間は恒常性(一定の状態に保ちつづけようとすること)を保っているので、蓄積(同化)と崩壊(異化)が繰り返し体内で行われており、これを【代謝】と言います。血液中の糖質や脂質が少なくなると恒常性を保とうと、皮下脂肪(過酸化脂質含む)が崩壊(異化)する作用があると考えられています。カロリー論やカロリー消費理論はそもそも根本的に間違っています。なぜなら、この同化と異化作用の原理や、腸内造血理論という部分を見落としているからです。人間の血液を綺麗にする食事が大事です。

セルライトの除去

デトックスを行うことで、セルライトは除去される可能性はあります。正し、完全に除去できるかどうかは現在のところ立証されている訳ではありません。主な原因は酸化ストレス(活性酸素・フリーラジカル)が原因なので、体の酸化を防ぐ為に抗酸化力を高めて、デトックスにより体の老廃物を体外に排出する事が大事です。また、糖質を控えるとか食事にも気をつけて、運動やマッサージをすることも大事です。

デトックスを行う上で抗酸化力が大事

しっかりと抗酸化物質を摂ることも大事です。デトックスの方法にもよりますが、活性酸素を除去できるデトックス法もあります。

リンク:抗酸化力を高める最適なデトックス法とは|酸化ストレス|活性酸素


短期集中でデトックスさせる為には、クレオパトララップも効果的です。
有吉さんがインスタにも投稿していましたね↓

クレオパトララップは、全身をバンテージをハワイ生まれの特殊なハーブをもちいて巻きます。超短期でデトックスが出来ますよ。

クレオパトララップの効果に関する記事
リンク:セカンドオピニオン.com_クレオパトララップの記事

クレオパトララップは奈良のハルヒでもやっています。
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□店名:ハルヒ奈良
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ーパレッタ駐車場:奈良県大和郡山市高田町92-13 台数:約200台
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