こんにちは。
何故、草食動物が緑の草を食べて赤い血液が出来るのかを考えた事ってありますか?そんなの生きている上で関係ないから、興味ないって感じでしょうか?笑
実は、関係無いようで、健康にとってかなり重要な事なのです。
■草である緑色の素は葉緑素(クロロフィル)です。
■赤い血液の素はヘモグロビンです。
科学的構造では、両者は非常に似通っており、違うのはポルフィリン核という化学式に含まれる中心金属元素が、
■葉緑素=マグネシウム
■血液(赤血球)=鉄
なのです。
赤血球の主な成分は約33~34%含まれているヘモグロビン(Hb)です。
草食動物は、鉄分を補給して赤い色の血液を造っているのでしょうか?草食動物が食べているのは、マグネシウムが中心ですよね。ということは、草食動物が食べた「葉緑素(マグネシウム)」が、「鉄」に変化して「ヘモグロビン」になるというという事が考えられます。つまり、【体内の中でマグネシウムが鉄に元素転換して草食動物の血は作られる】ということです。
ということは・・葉緑素を食べる事で人間も赤い血液が作られるのです。
血液(赤血球)がどうして誕生するのかがこの謎を解く大きな手がかりになります。貧血の時は鉄分が入ったサプリを飲んだり、鉄分が多く入った食べ物を食べよう!とよく言いますが、そもそも人間にも草食動物と同じように元素転換出来る機能があります。
貧血の原因であるヘモグロビンの濃度(鉄分の量)が低いからと言われていますが、鉄分だけを大量に体内に入れて、直接的に赤血球のヘモグロビンを造り出すよりも、鉄分は意識しつつ、人間本来の元素転換作用を使い、ヘモグロビンを造り出す方が自然なのではないでしょうか?
ということは、血液の質を高めるのに、葉緑素やマグネシウムを摂る事が大事なのです。
葉緑素(クロロフィル)やマグネシウムを含んだ食べ物でいうと、植物が光合成をして緑色になった食べ物や、玄米や大豆などにも多く含まれています。精白された白米や小麦はミネラル分であるマグネシウムを捨てているようなものです。なので、良い血液や細胞を造るために、玄米や全粒粉を食べた方が良いのです。
次に、炭水化物やタンパク質をほとんど採っていないと思われる草食動物がなぜ筋肉や脂肪になるの?といった疑問もあると思います。草食動物で一番大きいアフリカゾウの筋肉は何でできているの?アフリカゾウ主食は、干し草 (乾草) と麦わらです。
実は、腸の中の微生物や酵素で元素転換しているのです。腸の中で微生物や酵素で元素転換して、血液を造りだします。森下敬一先生の腸内造血理論で示されている通りです。
では、どのようにして、筋肉であるタンパク質を草から造っているのでしょうか?
草を食べる(葉緑素・マグネシウム)⇒腸でマグネシウムが鉄に元素転換する⇒腸が血液(赤血球)を造る⇒血液(赤血球)が融合化されて草食動物の筋肉や臓器を造る
このようなストーリーが描けます。腸の中で、様々な合成があり、血液になる段階でタンパク質を合成するとも言われているので、赤血球だけが筋肉や臓器を造るのではなく、血液中の様々な物質が融合してタンパク質として筋肉を造っていると考えられます。
※血液成分の約55%が血漿で約45%が血球(赤血球・白血球・リンパ球・血小板等)です。 血漿成分の約90%が水分、約7%が蛋白質、脂肪、糖、無機塩類。
※赤血球の主成分はヘモグロビンで、ヘモグロビンの主成分は鉄。
犬も、ビタミンCを体内でブドウ糖から合成されると言いますし、様々な元素転換が体内で行われています。
タンパク質を摂ったからタンパク質になるのではなく、「タンパク質を摂取⇒腸内で炭水化物に転換して人体内の代謝作用により血液(赤血球)につくり変えられる」と森下敬一先生は示唆しています。
参照:自然医学の基礎 永遠なる「健康の原理」 森下敬一
上記は食べ物から腸絨毛を通じて血液(赤血球)が造り出される瞬間を顕微鏡で捉えたものです。
この課程の中で、葉緑素が鉄になり血液(ヘモグロビン)を造り出しているんですね。
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